庭隅の大型のプランターに昨年植えたフクジュソウ (キンポウゲ科の多年草)が大きく育って葉を広げました。
初め花だけ咲いてからもう1か月余、葉が茂ってからの花もいいものです。
白い花はビオラ(3月16日)。
昨年5球植えたムスカリ(ユリ科の耐寒性球根)にも家族がいっぱい増えました。
しかし オオバナノエンレイソウ(ユリ目シュロソウ科の多年草)は消えました。
これは昨年咲いた花。
その跡地に晩秋から育ってきたのがこの葉。
初めは緑色でしたが寒さと共に赤褐色を帯び、どんどん成長しました(2月14日)。
3回3出複葉、これは何の葉でしょう?
そういえば少し離れたところにキクザキイチゲも植えましたが、これも見当たりません。
葉の色は似ていますがキクザキイチゲ(キンポウゲ科)は輪生する3出複葉。
3月22日、緑色に戻って拡がった葉。さらにところどころに蕾も出現!
あらあら!これはムラサキケマン(ケシ科)だったのですね!
昨年のオオバエンレイソウについてきたのでしょうか?
花は交互に積み重なるように咲きます(総状花序)。
かくして今やムラサキケマンの花盛り。右は冬越ししたプルモナリア(青)。
その上のピンクの花は今年植えた スカビオーサ(西洋マツムシソウ)。
ムラサキケマンは丁度いい具合にプランターの隙間を埋めてくれました。
ビオラ(バニーイヤーズ)が同じような色だったため、あまり違和感がありません。
プルモナリア(ムラサキ科 耐寒性宿根草)は昨年より大株になってよく咲いています。
ムラサキケマンは日毎に大きくなり、高さ約30cm、花茎は30本以上あります。
予期せぬ寄せ植えが完成したようです(2020.4.3.)。
↓この木はイヌシデ。
しかしここのように西日があたる所には無理なものが多く、枯らした後には偶々見つけた苗をちょこちょこ植えていたらこんなになりました。
ムラサキケマンも今年は楽しみましたが、種が飛んで来年はあたりの芝生にまで生えすぎて悲鳴を上げることになるかもしれません。