明けましておめでとうございます。
つくばで3回目の冬は厳しい寒波に見舞われました。
連日シモバシラに霜柱ができて正午になってもまだ残っていることもあります。
晩秋植えた草花は毎朝凍てついていて哀れです。
この花の少ない季節に咲いてくれるのが椿、漢字では木へんに春と書きますが、木へんに冬の方がぴったりしそうです。でもそれでは柊(ヒイラギ)になってしまいますね。
ツバキは万葉集にも度々詠まれています。
巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を
あしひきの八つ峰の椿つらつらに見るとも飽かめや植ゑてける君
前の庭から移植した紅白の侘助がやっと存分に花開きました。
白侘助
初雁(はつかり)
別名「昭和侘助」
2018年11月、追加植樹を依頼した地元の庭師さんが植えてくださった侘助の1種です。
白侘助よりやや大きい淡いピンクの花が咲きました。葉は細長い。
寒波のせいかこれもたちまち落花。
でもその下にヒメヒオウギやヒメフウロの葉の緑があって幸いでした。
クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル)
今一番見頃は北側花壇のクリスマスローズです。
まわりはやや紅葉したものの元気なヤブコウジ。
ニゲルはすでにクリスマス前から咲いていました(12月16日)。
純白だったニゲルの萼片は次第に赤みを帯びてきました。
ヤブコウジの葉もさらに赤くなったようです。斑入りの葉はフッキソウ。
これで手入れが楽な北側通路になりました。
毎夕、本日の新型コロナウイルス感染者数を恐る恐る聞いています。
今日の感染者は最多の6006人、明日は緊急事態宣言が出されるようです。
(1月2日16時30分、居間から見た西の空)