シモバシラの霜柱については既に2020年1月19日・2020年12月23日の2回載せました。
しかし今年も追加所見があり、またまた記事に残したくなりました。
今年初めての霜柱は12月19日、最低気温−4.9℃の朝でした(9時13分)。
12月19日10時23分 殆ど解けてまだ緑色を残したような茎が現れました。
まだ茎が乾き切らず、落ち葉も色を添えて若々しい感じです。
右の大きな糸巻きは10時過ぎてもまだ凛とした姿を保っています。
12月20日最低気温−4.4℃ 皮層が裂けて昨朝より賑やかです。
誤って指が触れて右の長い氷華が落ちてしまいました(9時18分)。
落下して朝日に輝く氷華片。周りの白いものはヤツデの花殻。
12月27日
最低気温−6.5℃の朝7時13分、居間からはっきり見えるほど大きな霜柱です。
豊かな白い造形に寒さを忘れるほどでした。
接写はやはりスマホが便利です。
連日の氷結で皮層は裂けて遊離しよれよれになりました。
霜柱は午後3時過ぎても未だ解けきりません。このまま再凍結しそうです。
後の緑はキチジョウソウ。
翌12月28日も最低気温ー6.4℃。霜柱はさらに過密になりました。
家の北側のシモバシラは今春嫁に行き、脇に小株が残りました。
12月27日はそれにもしっかり霜柱ができていました。
やはり翌日まで解けきらず、さらに12月28日には横に張り出して翼ができていました。
シモバシラの若葉が美しいのは4月。
白い花が咲きます(9月)。
花(長い雄しべが突出)。
今年の新発見は私の庭でも他のシソ科の植物に霜柱ができたことです。
セキヤノアキチョウジ
霜柱ができやすい植物のようですが、前の庭でも見たことがなく、今年初めてです。
1)西庭のセキヤノアキチョウジ(植栽3年目) 地表近くに限局した霜柱です。
花は10月に咲きました。
東庭のセキヤノアキチョウジ(植栽1年目)。
株元よりやや高い位置に多数出現。緑の葉はフユイチゴ。
花は西の株より淡い色でした。
ヒイラギソウ の霜柱
今年3月に植えたばかりです。発育旺盛で5月にはもう花が咲きました。
今春 サルビア ガラニチカ(紫)・サルビア スプレンデンス(ピンク)の三種を植え込みましたが、霜柱が見られたのはサルビア バンヒューティー(真紅)だけでした。
ヤマハッカには2020.1.6.に一度だけ霜柱が見られましたがその後は見られません。
ヤマハッカの花
愛知の庭では オルトシフォン・ラビアツスに霜柱が見られました。
オルトシフォン・ラビアツスの霜柱・オルトシフォンの霜柱 2014
今年は寒波のため氷華がたくさん見られました(でも家庭菜園の野菜は被害甚大です)。
近くの息子の庭にもシモバシラを試植、朝日が届く所ですがきれいな霜柱ができました。
つくばは愛知より気温が低く雪は少ないので霜柱を見るにはより適した土地です。
苗は園芸店では見かけませんが、春にネット通販で購入すればその冬には小さい霜柱が見られます。庭蔭に余裕があったら是非お試しください。
写真の整理に手間取っているうちに今年もあと1日になってしまいました。
どうぞ 良いお年をお迎えください。