今年もまたシモバシラの霜柱(?) 2024.12.

早くもつくば 7年目の冬を迎えました。

つくばで驚いたのは「つくばおろし」の厳しさでした。

しかし今年はまだそれらしき強風は吹かず、もう2週間も晴天が続いています。

12月11日、そろそろシモバシラの霜柱の季節、落ち葉を整理しなくてはと見に行きました。

今年のシモバシラは右のヤツデが大きくなって日当たりが悪く、痩せています。

 

積もった枯葉を除くと後ろからはキチジョウソウが攻め寄せていました。

花も咲いています(左下部)。

 

キチジョウソウの花。

 

偶々この日は満開のヤツデの花も撮りました。

 

12月13日早朝、息子の庭の堂々たるシモバシラの氷花の画像が送られてきました。

3年前に1株分家したシモバシラに今年は本家を超える豪華な氷花!

この日のつくばの最低気温は-3℃。

急いで我が家の霜柱を見に行きました。

しかし、この株には霜柱は皆無、やはりと納得です。

北側はどうでしょう? こちらはまだ手入れしていません。

ここでは倒れかけた幹の所々が裂けて痛々しいような氷華が散在していました。

 

東の庭のは?                 セキヤノアキチョウジ

赤く紅葉したドウダンツツジの右にツワブキ、その奥にシモバシラが1株大きく育っていました。そしてその中の1本の茎に元気な霜柱が出来ていました!

 

霜柱ができたのは細い茎の方です。

右の太い茎は四角(セキヤノアキチョウジの茎は四角です)、まだ丈夫そうな四角の茎からではなく、その枝に小さい氷花が見られます。

 

(訂正)この霜柱を誤ってシモバシラに生じたものと思い込んで記事にしました。

2025年1月14日、写真の整理をしていてここにはシモバシラは無く、セキヤノアキチョウジが咲いていたことを確認しました。↓ 2024年10月29日

上の太い四角の茎はセキヤノアキチョウジの証でした。

お詫びしつつ訂正させていただきます。タイトルには(?)を加えました。

それにしても今までこんな立派なセキヤノアキチョウジの霜柱は見たことがありません。

 

紅葉と霜柱が同一画面に撮れるとは全くの想定外でした。

 

こちらはシモバシラの霜柱です。

 

このドウダンは12月8日にはこんなに紅く輝いていました。

 

シモバシラの霜柱については一宮の庭でもつくばでも何度も記事にしました。

シモバシラの霜柱 2017 (一宮)

 

シモバシラの霜柱 2022 (つくば)

関東では高尾山の霜柱が有名ですが、個人のお庭からの報告が少ないのが不思議でした。

でもつくばで植えてみると容易に毎年氷花が見られて幸いです。

何度もブログに取り上げては鬱陶しいから止めようかと思ったのですが、実物を見たことがない方もあり、毎年の掲載を促されました。

今年は紅葉とのコラボが嬉しくてやはり記事にしてしまいました。