育てる宝石 コノフィツム
9月20〜28日、つくば植物園教育棟でコレクションの特別公開がありました。
南アフリカの反砂漠に育つ宝石のような多肉植物「コノフィツム」の展示です。

自生地:南アフリカ共和国・ナミビア共和国の主に西海岸に沿った地域
コノフィツムは1922年イギリスの N.E.Brownによって創設されたグループで、現在ではおよそ170種にまとめられているそうです。
日本では1930年頃渡来し、1970年代には多数の栽培品種が作られましたが、10年ほどでブームが去ったようです。
今回は日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に認定された須藤浩氏のコノフィツム「生ける宝石」のめずらしい種の展示でした。
まずコノフィツムの構造を理解するために、展示パネルの一部を拡大します。

展示された沢山のコレクションの中から少しだけここに記録します。
コノフィツム ペルシダムvar.ネオハリー

ギッバエウム・ディスパル

コノフィツム ラツム

コノフィツム アカベンセ

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コノフィツム オブコルデルム
たくさんの球体が育っています。

このあと奇想天外を見るために温室へ直行!
さらにもう一つ、マヤランを探しに池のほとりを彷徨いました。
残念ながらこの日はマヤランに出会えず、マメヅタを見て帰りました。
マメヅタ
ウラボシ科のシダ植物
学名:Lemmaphyllum microphyllum
池のほとりのシダ園で初めてマメヅタを見たのは2020.1.30.でした。
シダというイメージからは遠く、長さ1〜2cmの艶やかな緑色の円い葉が幹に張り付いていました。

これらの葉を栄養葉といい幹の下の方では蜜に重なり合っています。

マメヅタには円い栄養葉の他にヘラ形の胞子葉があるはずです。
2022年5月11日胞子葉が見たくて訪れました。
上の方は全て栄養葉。

所々にノキシノブのような細長い葉があります。これが胞子葉?

2024年2月28日 やっと胞子葉を確認することができました。
ヘラ型の胞子葉の下面には褐色の胞子が満載されていました(拡大写真失敗)。
これを胞子嚢群(ソーラス)と言います。
シダは種子ではなく胞子で増殖するのです。

2025年9月22日 ソーラスの形が変わっていました。

「マメヅタはヘラ型の胞子葉の両側に線形の胞子嚢群(ソーラス)をもつ。」
やっとその記載を裏付ける写真を撮ることができました。
これからゆっくり胞子を育て春を待って散布するのでしょうか?

ここは植物園の中央の池のほとり。
周りにはたくさんのシダ植物が植えられています。
マメヅタも年々増え広がっていますからまた会いに来ましょう。
ここを右に進んだところにマヤランがありました。
