つくばの冬

「つくばは愛知より寒い」と覚悟して来ました。

ところが今年は幸いにも暖冬、新しい家は機密性が高く前の家より暖かい。

庭もマルバノキの紅葉など残って12月になっても晩秋のイメージでした。

 

しかし12月10日、庭に初めて冬を見ました。

霜で真っ白です。

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つくばいには初氷発見!

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足元を見れば「霜柱」。

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この家の設計が始まった頃北側に「筑波山が見える窓」がありました。

ところがそのあとすぐ北隣に2階建が棟上げし、筑波山は1割くらいしか見えなくなりました。

しかし、この日その左奥に薄く雪化粧した山々を発見!

精一杯拡大してみました。

夕菅の庭から見た伊吹山が思い出されます。

この山々はどこの誰さん?..............何とか調べました。

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日光連山、詳しくは日光面 (オモテ) 連山といわれる栃木県の山々でした。

左から男体山(2486m)・太郎山(2368m)・大真名子山(2375m)

・小真名子山(2322m)・女峰山(2483m)。

 

男体山の左の森の彼方にも白く輝く山並みがあるように見えます。

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これは上毛 (ジョウモウ) 三山ではないかと思われます。群馬県の山々ですね。

右から赤城山 (1828m )・榛名山 (1445m )・妙義山 (1103,8m )。

 

自宅から少し歩くと筑波山が見えます。

車で街を走っている時も突然目の前に現れることがあり、その都度嬉しくなります。

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つくばおろしが吹くのは1〜2月のようです。

まだまだ寒さはこれからでしょう。

 

家庭菜園

愛知県の夕菅の庭の原点は家庭菜園でした。

43年前に東京から転居した時、裏庭は子供の遊び場。

その隅に母が蒔いた枝豆の美味しさから、家庭菜園に目覚めました。

5年後隣地に増築後は半分は家庭菜園、半分は遊び場としての芝生の庭。

それが次第に花の庭に変わっていったのでした。

やはりつくばの庭にも小さくても家庭菜園が欲しい。

転居12日目、ナビを頼りにホームセンターへ出かけて軽い鍬を購入。

上は立ったまま使える草掻きです。

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すでに10月9日。冬野菜の種蒔きとしては遅過ぎです。

まずは草掻き。引っ越したときはきれいに草取りしてあったのに、日毎に雑草が生えて気になっていたのです。

といっても私はガーデニング ドクターストップの身。

初心者の主人に「ここ掘れワンワン」。

まずは草掻きです。後ろの緑色は1回目の芝刈り後のゴミ。

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 2日目、畝を作って有機合肥料を混ぜます。

畝は初心者にはむつかしいらしい。

まず1列、大根を蒔きました。

順調に発芽!

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今年は暖冬、幸いでした。

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何とか5列出来ました。

暖冬のせいか、モンシロチョウが数多飛来、産卵していくようです。

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 左からチンゲンサイ、ミズナ、ダイコン、中カブ、小カブ。

種撒きが過密ですが、すぐりながら食べましょう。

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12月10日、寒波襲来。

野菜にも霜が下りました。

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でもまだ大丈夫、陽が当たると元気になります。
やはり青虫がたくさんつきました。

あのモンシロチョウの幼虫でしょう。

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 カブは豊作、毎日重宝しています。

大根は辛うじて太くなりましたが短くて笑えました(寒越時無大根)。

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引っ越し

 

2018-12-06

2018年9月27日 愛知県から茨城県つくば市へ転居しました。
6月まで約10年間続けたブログ「はるなつあきふゆ 夕菅の庭」をどうしようかと悩みましたが、つくばの日々は「夕菅の日記」として気楽に綴ることにしました。

 「はるなつあきふゆ 夕菅の庭

   http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp

1年前、つくばに住む息子から近くの土地が売り出されたから来ないかとの誘い。

廃業して3年、愛知県で静かに暮らしていた二人にはまさに青天の霹靂でした!

地元には親しい友人やサポーター、長年通った馴染みのお店.............

つくばには息子夫婦と保育園に通う二人の孫...........

 

やはり移転を決断! 

息子の協力でつくばに終の住処を建てながら、43年間職住を共にした広い家の整理と断捨離に明け暮れました。

特に今夏は猛暑厳しく、腰椎術後の老いの身にはまことに過酷な日々でした。

少し涼しくなった頃からは親しかった方々とのお別れ会ラッシュ!

まさに体力ぎりぎりの転居でした。

 

夕菅の庭にのびのび育った庭木や草花はどうしようか?

悩んだ末、ナツツバキと侘助2本を根回しして移植することにしました。

転居6日後、愛知県からクレーン付きトラックが到着。 

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長年お世話になった庭師さん二人が根回ししてあった株を運んで下さったのです。

仕入れ苗も含めて約10本の苗木が新しい庭に植えられました。

予め整地してもらっていたため庭土は柔らかく、植え込みも楽に出来ました。

右のとんがり屋根は下の孫が通う保育園。

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芝生は息子が市内の芝生畑から直接仕入れて植えてくれました。

蹲(つくばい)や信楽風の壺なども庭木と共に引越し。

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でもまだ物足りない。

地元の業者さんに花木の追加と飛び石を依頼しました。

それでもまだ落ち着かない。

西側に予定していた木塀を南側にも延長、これで決まり!

クリスマスローズなどの宿根草の幾株かは友人らが掘り出して宅急便で届けて下さいました。

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11月下旬から移植した侘助のピンクの花が咲き始めました。

移植前の剪定で花数は少ないのですが、元気に根付いたようです。

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夕菅の庭を引き継いだつくばの庭、ここでまた新たな四季を楽しみたいと思います。