2019-01-01から1年間の記事一覧

初めて見た植物(つくば植物園)

つくば植物園には私が初めて見る植物がたくさんあります。 初めて見た日の感動をそのままその日に記事にするといいのですが、最近は何をするのも遅くなってなかなかブログが更新できません。 せめてそのいくつかを今年の最後に並べることにしました。 サクラ…

晩秋から初冬へ (2019の庭)

植物園の紅葉を追っているうちに庭の秋も深まってきました。 つくばいの前に植えたツワブキには有り余るほどの花! でもツワブキはもう少し控えめに咲いた方が風情がありますね。 右は枯れ色が混じり始めたフウチソウ。 花友達のお庭からいただいたリンドウ…

つくば植物園の紅葉 2019

今年はつくば植物園の紅葉を楽しむことができました。 平日の静かな植物園、鳥のさえずりを聴きながら杖をついてゆっくり歩きます。 広い園内、体力的に一度に一周はできませんから今日はこちら、次はあちらと。 紅葉には難しいことは抜き、木の名前だけ確認…

サラシナショウマ

サラシナショウマ 晒菜升麻 キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草 学名:Cimicifuga simplex 分布:日本・中国・朝鮮・サハリン〜東シベリア 花期:8〜10月 和名は若菜を水に晒して食べたことに由来。 サラシナショウマを初めて見たのは六甲高山植物園で…

秋の草花

この1年、地元の園芸店や通販で購入した花が庭の隙間を埋めつつあります。とりあえず今秋咲いた草花を記録しておきます。 シュウメイギク 昨秋は外構工事中でデッキの籠に入れていたシュウメイギク、春を待って東の花壇に植えました。 この花は一花一花異な…

アケボノソウ (栽培品)

アケボノソウ 曙草 リンドウ科センブリ属の 2年草 学名:Swertia bimaculata 分布:北海道から九州・中国・ヒマラヤ 花期:9〜10月 これは10年前六甲高山植物園で撮ったアケボノソウです。 初めて見た花に感動したものです。 今年7月、偶々通販で見たアケボ…

転居後1年の中庭

大型台風19号が接近、次第に風雨が強くなっています。 庭にも出られず今日は写真を整理しつつこの1年の中庭の変遷を振り返ってみます(一部、過去のブログと重複)。 昨年10月3日、愛知県の旧庭より移植した3本と新規購入の庭木4本を定植。 10月7日、芝張り…

ルリトウワタ

瑠璃唐綿 キョウチクトウ科ガガイモ亜科ルリトウワタ属 蔓性多年草ないし低亜木。 学名:Oxypetalum coeruleum 別名:オキシペタラム ・ ブルースター ・ ツイーディア 原産:ブラジル南部・ウルグアイ ルリトウワタは園芸店ではたいてい オキシペタラムの名…

日光植物園-2

日光植物園、もう少し続けます。 ノハラアザミ 野原薊 キク科アザミ属の多年草 アザミは子供の頃から野山で見ていた花ですが、詳しく調べたことがありません。 まずはノアザミとの違いを調べました。 ノハラアザミ ノアザミ 学名: Cirsium oligophyllum 学名…

日光植物園-1

せっかく日光に来たんだからどうしても日光植物園へ行きたい。 二日目は江戸村へ行く孫達と別れて私達は植物園で降ろしてもらいました。 日光植物園 (東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園) 明治35年(1902年)、本園(小石川植物園)では行えな…

中禅寺湖へ

昨秋転居以来初めて、息子一家とドライブ旅行に行って来ました。 宿泊は中禅寺湖畔、中学校の修学旅行以来60余年ぶりに訪れる日光です。 行きは「い」〜「ね」まで20カーブの第二いろは坂(1965年開通)。 帰りは「な」〜「ん」まで28カーブの第一いろは坂、…

真夏の上げ床花壇

転居後10か月、土が露出していた庭も徐々に緑で覆われつつあります。 レイズドベッド(上げ床花壇)では秋に植えたビオラが6月初めまで咲き続けました。 それまでに横に広がる小花の苗を株間に植え込み、徐々にビオラを抜去。 やはりこの高さだと縁に腰掛け…

ユウスゲとヤマユリ

ユウスゲ 夕菅 ワスレグサ科(←ユリ科) 別名 キスゲ 学名: Hemerocallis citrinai var. vespertina ユウスゲは私のブログのタイトル(夕菅の庭・夕菅の日記)の花、新しい庭にも移植したいと思っていました。 しかし愛知県の庭のユウスゲにはアブラムシが…

ナツツバキの落花

6月25日の朝、苔の上にナツツバキの落花を発見。 今年の初花です。 ナツツバキは一日花、前日咲いた花でしょう。 梅雨の晴れ間に懐かしい花を撮りました。 この木は昨年転居に伴い、愛知県から移植したものです。 前の庭に植えてから41年目。樹高は5mくらい…

初夏のつくば植物園

つくば植物園の初夏の花の中から、初対面の花を数種集めました。 中央にある池に架かった橋の名は「つくばね橋」。 5月9日、その向こうが白い花で霞んでいました。 なんの花でしょう? ツクバネウツギ! そうか、それで「つくばね橋」になったのですね。 ツ…

庭の樹木 2019.6.4.

新しい庭の空間が少しづつ緑で埋まっていきます。 前の庭で思い入れが深かったものはやはり復活したくなりました。 右端からツリバナ、中央がマルバノキ、その左はシデコブシ。 中央奥の常緑樹は新顔のタイワンツバキです。 半年前の同じ場所の写真です。 中…

ハンカチノキ 2019(つくば植物園)

ハンカチノキ ヌマミズキ科ハンカチノキ属(←ミズキ科←ハンカチノキ科)の落葉高木 学名:Davidia involucrata 分布:中国西南部の山地 Armand David(フランス出身の神父・生物学者)が初めて報告したため Davidia と命名されたそうです。 白い2枚の苞葉が美…

レイズドベッド(上げ床花壇)

2年前の腰椎術後にはガーデニングを止められました。 直後はしゃがむことができず、低い椅子に坐ると自力では立てなくなりました。 家事がリハビリ、次第に少しづつ回復しましたがもう元には戻れません。 それでも花も緑もない終の住まいはまだ考えたくない…

オオチョウジガマズミ

オオチョウジガマズミ 大丁子莢蒾 学名 Viburnum carlesii . var. carlesii レンプクソウ科ガマズミ属(←スイカズラ科)の落葉低木 自生地:長崎県の対馬・済州島・朝鮮半島南部 絶滅危惧ⅠB類 (EN) これはかって「夕菅の庭」で撮った写真です。 https://yuus…

ミツガシワ

ミツガシワ 三槲 ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草(一属一種) 学名:Menyanthes trifoliata ミツガシワは西シベリアでは第三紀斬新世(3800万〜2400万年前)から存在し、氷河期を越えて北緯35〜75度範囲に分布、日本では鮮新世(510万〜170万年前)末期に…

新しい庭

やはりつくばの冬は厳しいことがわかり、植栽は春を待つことにしました。 立春過ぎに初めて植えたのは前庭の東側。 大きな木を2本植えた跡には盛り上がった土が露出していました。 そこがたちまち和の空間になりました(2月8日)。 株元が杉苔で覆われ、山採…

早春のつくば植物園「みごろの植物」

つくば植物園では入り口に「みごろの植物」の案内が置いてあります。 敷地面積約14万㎡、全部回ることはとてもできませんからありがたいガイドです。 真っ先に見える 早春のシンボルは中央広場の紅梅。 2019.2.21. 名札は「ウメの園芸品種」2019 2.2. この日…

春の足音

初めてのつくばの冬も思いの外穏やかに終わろうとしています。 雪は少々降りましたが、雪かきを要した愛知のことを思えば物足りないくらい。 これが筑波おろしかと思う風も2回くらいだったでしょうか。 しかし外気温は確かに2〜3℃は低いようで日陰では日…

シモバシラの霜柱(つくば植物園)

つくばでの楽しみの一つはつくば植物園にあるシモバシラの霜柱を見ることでした。 シモバシラの霜柱はかっての夕菅の庭の冬の名物、関東では見たことがない方が意外に多いのを不思議に思っていました。 愛知県の夕菅の庭では1月の朝−2℃以下になるとシモバシ…

タイワンツバキ

つくばの植木屋さんお勧めの「ゴードニア」は3m近い常緑樹でした。 調べてみると和名は「タイワンツバキ」、学名 Gordonia axillaris 。 台湾から中国大陸南部に分布するツバキ科の常緑小高木のようです。 下の方にまだ蕾が付いています。 下方のマルバノキ…