2020-01-01から1年間の記事一覧
シモバシラの霜柱については 1月にも書きましたから、今年は控えようと思っていました。 ところが今年は昨年とは大違い、やはり記録しておきたくなりました。 12月16日(1日目) つくば市の最低気温 −3.9℃。 前日からの寒さで咲いたばかりのツバキ(侘助)が…
もう師走も中旬、しかしまだ晩秋の庭の花々が記録されていません。 毎日が日曜日のはずなのに、何事も鈍間になって捗りません。 とにかく今年のうちに懐かしい花達だけでも振り返りましょう。 ヤノネボンテンカ アオイ科の落葉木本 南アメリカ原産、園芸名「…
今週の冷たい雨は「冬」の予告編。 美しかった街路樹の紅葉も終わり、路傍には落ち葉が降り積もっています。 秋の植物園を楽しみながら撮った写真を急いで連ねることにしました。 イイギリ 飯桐 ヤナギ科イイギリ属 植物園の案内「みごろの植物」で10月中旬…
今年8月11日、「招かれざる客 1)」として モグラの記事を書きました。 放水で追っ払ったように思ったモグラ、その後また悩ましいことになりました。 10月22日、突然、庭の芝生の上に土が盛られました。 大小2個!大きいのは直径約30cm(赤いのは携滞電話の…
サラシナショウマ サラシナショウマについては昨年11月20日の記事にしました。 今年は10月24日 訪問、思わず歓声を上げました。 花数が多く、ちょうどこの日が最盛期かと思われる見事な咲きっぷり! まだ蕾もたくさんあってしばらく楽しめそうでした。 ミズ…
秋の気配に誘われてやはり植物園に行きたくなりました。 まだマスク着用と入館前の体温測定は継続、研修展示館などは閉館していますが、植物たちは泰然と秋を迎えていました。 しかし自粛の影響で歩行能力が落ちたのか以前よりさらに足運びが悪い。 広い園内…
転居して2年になりました。 年をとると月日が経つのがどんどん早くなる感じがします。 あと10年住みたいと思っていたこの家も残り8年? 庭の樹々も茂ってきました。居間から見える庭の左側は和風の庭です。 モグラに荒らされたスギゴケも何とかセーフ。 ツ…
シュウカイドウ 秋海棠 ウリ目シュウカイドウ科の多年生草本 学名:Begonia grandis 分布:中国(揚子江以南・山東省・河北省) 花期:8〜10月 シュウカイドウは意外にも外来植物でした。 園芸が盛んだった江戸時代初期の1641年(寛永18年)に中国から輸入…
1)アルテミア (Artemia) 甲殻亜門鰓脚綱サルソストラカ亜綱無甲目ホウネンエビモドキ科の節足動物 今夏小3の孫のために買った雑誌におまけが付いてきました。 「アルテミア飼育キット」! アルテミアは8500万年前、恐竜が生きていた時代から世界各地の塩水…
塀ができたのは2019年の初め、露出した土を早く緑で覆いたくて春を待ちました。それから1年半、枯らしたもの、増え過ぎたもの、悲喜交々です。 今回は愛知県の庭にあったからと急いで植えて失敗した植物を記録します。 1)ツルニチニチソウ 蔓日々草 キョ…
つくば植物園は5月18日から再開していますが、長い梅雨が開けると猛暑、まだしばらく行けそうにありません。 この機会に今まで撮ったままになっていた写真を整理することにしました。 初めに中央広場の水辺の植物を取り上げます。 1)タイリンオモダカ 大輪…
1)モグラ 長い長い梅雨でした。明ければ猛暑、今年は厳しい夏ですね。 7月中旬、梅雨の止み間に庭に出ると芝生と花壇の境目に土が盛り上がっていました。 辿っていくと 家庭菜園から苔庭までコの字に3辺、合計15mくらい続いているようです。 終点はナツツ…
ハナツリフネソウ 花釣船草 ツリフネソウ科の一年生草本 学名: Impatiens balfourii. 別名:ゲンペイツリフネソウ・ゲンペイツリフネ 原産:ヒマラヤ西部、インド〜パキスタン 高さ:30〜60cm この花は私が今までゲンペイツリフネソウ(源平釣船草)と呼ん…
長く厳しい今年の梅雨。 にもかかわらず、花は自らの設定通り日々咲き進んでいきます。 6月下旬、梅雨に打たれたナツツバキの花が毎朝たっぷり落ちていました。 見上げて撮ってもグレイの空では花が映えません。 たっぷりの雨を歓迎している植物もあります。…
ジャコウアゲハ 麝香揚羽 アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科 学名: Atrophaneura alcinous 分布:東アジア。 日本では秋田県以南から八重島諸島まで。 大きさ:42〜60mm(前翅長)。 6月25日 淡路島の友人のブログでジャコウアゲハの蛹が羽化した記事を読みま…
自粛の日々、庭の植物たちは予想以上に元気に育ち、日々楽しませてくれました。 今回は車庫前のボーダー花壇(全長約8m)の記録です。 2020.5.21.ビオラの最盛期、やっと花壇らしくなりました。 2018年11月、中庭の植栽と同時にここにも庭木を植えていただき…
コチャルメルソウ 小嗩吶草 ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草 学名 Mittella pauciflora 分布:本州・四国・九州 チャルメルソウ属は世界に20種ほどあり、そのうち11種が日本で見られ、10種は日本固有種だそうです。 中でもコチャルメルソウは日本産チ…
家の周りを一周できるように北側には小径を造りました。 建物と小径の隙間には普通は砂利を入れるそうですが敢えて土のままに。 2018.11.庭師さんの植え込みはここまで、あとは私の空間です。 今回は1年目に植えた植物たちの備忘録として記録します。 セイ…
新型コロナウイルス感染症にもやっと明るい報道が増えてきました。 秋から春にかけて半年間庭を彩ってくれたビオラも花色が濃くなりもう終盤です。 代わりに初夏の花が中庭の主役になってきました。 イブキジャコウソウ 伊吹麝香草 シソ科イブキジャコウソウ…
4月下旬、好天に誘われてカメラを持って散歩に出ました。 雑草地には植物園では見られない新たな発見があってこれまた新鮮でした。 1枚目、これは何でしょう? だんだん歩いていくと大株がありました。 ヘラオオバコ 箆大葉子 オオバコ科の多年草 ヨーロッ…
新しい花壇に昨年植えた山野草が開花し始めました。 植物園や公園にも行けない今年の春、庭の花を並べます。 サクラソウ 桜草 サクラソウ科の多年草 学名:Primula sieboidii 分布:北海道低地から九州、朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部。 江戸時代から…
つくば植物園の再開を知って2020年4月7日と9日、屋外の散策を楽しみました。 しかし、茨城県よりの外出自粛要請を受け、14日より5月6日まで再び休園に。 この間に二度入園できたことをありがたく思い、残りの写真を整理することにしました。 7日、真紅のシャ…
春の花を楽しみにしていたつくば植物園も今春は新型コロナウイルス禍のため、2月29日から休園になりました。 茨城県は3月16日までは感染者無しでしたが、昨日100名を超えました。 緊急事態宣言の対象にはならなかったものの、つくばエクスプレスで東京に直結…
庭隅の大型のプランターに昨年植えたフクジュソウ (キンポウゲ科の多年草)が大きく育って葉を広げました。 初め花だけ咲いてからもう1か月余、葉が茂ってからの花もいいものです。 白い花はビオラ(3月16日)。 昨年5球植えたムスカリ(ユリ科の耐寒性球…
ヤブコウジ 藪柑子 サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑 の小低木 学名 : Ardisia japonica 別名:十両(ジュウリョウ) 分布:日本・朝鮮・中国・台湾。 家の周りは「犬走り」とよばれ、 一般にはコンクリートや砂利で埋めるようです。 でも私は敢えて土を残し…
イブキジャコウソウ 伊吹麝香草 シソ科イブキジャコウソウ属の小低木 日本に自生する唯一のタイム。 命名は伊吹山にたくさん自生し、摘むと良い香りがすることから。 学名:Thymus quinquecostatus 分布:日本・中国、ヒマラヤ、アフガニスタンにかけての温…
筑波山の中腹標高250m付近に筑波山梅林があります。 去年は機を逸した「筑波山梅まつり」が今年も2月15日から始まりました。 やはり一度は見たくて平日シャトルバスで行ってきました。 つくば駅から35分、「筑波山神社入口」で下車、坂道を500mほど下ると梅…
ショクダイオオコンニャク 燭台大蒟蒻 サトイモ科コンニャク属の植物 学名:Amorphophallus titanum 自生地:インドネシア、スマトラ(別名:スマトラオオコンニャク ) 1月19日、暖かい日差しに誘われ、つくば植物園に行くことにしました。 ところがいつも…
つくばの庭でシモバシラ(シソ科の多年草)の霜柱が見られるかどうかが宿題でした。 12月16日初めて小さな霜柱が見られたことを「晩秋から初冬へ」に書きましたが、さてどうなったか、その後の経過です。 1)南の塀際のシモバシラ 12月29日 下の写真のよう…
明けましておめでとうございます。 転居して1年3か月、庭の中央では愛知県の庭から移植したピンクの侘助がもう1か月も前から次々と開花しています。 おや? 1輪白色 ! 初めての現象です! 根元はイブキジャコウソウで覆いました。 その周りはクリスマスロ…