つくば7年目の新年を迎えました。
この冬は比較的暖かくつくばではまだ雪も降らず、風も穏やかです。
しかしこの庭の冬の名物「シモバシラの霜柱」はこの冬も健在でした。
また今年も霜柱から始まります。
先ずは南の庭のシモバシラの古株ですが、今年は育ちが悪く背も低い。
それでも12月24日、この株にもこの冬初めての霜柱が出来ました。
同じ日、北の庭にはもう少し元気な霜柱ができていました。
緑の葉はラミウム ガレオブドロン(ツルオドリコソウ)。
水遣りも落ち葉や茎の始末もしていないのに、北の塀際の植物はいつも元気です。
この緑色の葉はアジュガ。アジュガもシソ科ですがこれには霜柱はできません。
近くのシモバシラが侵入して霜柱を作っているのでしょう。
西の空き地にも新鮮な霜柱ができていました。
ここは南庭で増え過ぎたシモバシラを抜いて仮植えしたところです。
東庭の霜柱はすでに12月に書きましたが、今回重大なミスを発見しました。
これはシモバシラの霜柱ではなく、セキヤノアキチョウジの霜柱でした。
紅葉と並んだ霜柱に舞い上がり、これもシモバシラの霜柱だと思い込んでしまったのです。東庭にも小さいシモバシラがありましたから、自生の可能性はありました。
しかし今回写真を整理していてここにはセキヤノアキチョウジの大株があったこと、またここにはシモバシラの花は見ていないことを確認しました。
セキヤノアキチョウジにも霜柱ができますが、今までは根元にほんの少しできるだけでしたからこんなに高い位置までできるとは思わなかったのです。
シモバシラでは霜柱は1回だけということは珍しく、大抵同じところに複数回出現します。ところがこの氷華はこの日1回だけ出現し、以後見られなかったのも気になっていました。
私は83才、アップルウオッチは毎日歩行安定性:非常に低い、心電図に異常ありと告げてきますが、記憶力・判断力の低下の方が問題かもしれません。
これは2019年2月8日作庭のつくばいと苔の庭です(2020年9月29日写)。
右の木は愛知から運んだナツツバキ。
朝夕水やりして2年目の夏もスギゴケを維持しました。
しかしその後、猛暑とモグラの侵入で次第に維持困難になり苔庭は諦めました。
2024年6月13日。
西日が当たる右側は土留めを兼ねてシランやシュンランを植えましたが、これらも育ちが悪く、中央部は硬くて苗を植えることも出来ません。
ところがここにツワブキやコバノタツナミがひとりばえで育ってきました。
2024年11月5日 ツワブキの成長は早く芽生えた年に開花。
同じく植栽の条件が悪い左側にも自生のツワブキが勢揃い、ありがたいことです。
2024年12月2日
中央のナツツバキが紅葉して落葉。フウチソウも秋の色に染まりました。
2025年1月14日 年末にフウチソウを刈り、落ち葉を除きました。
フウチソウの陰にあったのはオモト。
スギゴケの後をどうしようかと悩んでいましたが、ツワブキが自生して解決しました。
ツワブキは常緑で育ちが早い優秀なグランドカバープランツでした。
年と共に庭も手入れが楽なように変えていかねばなりません。
今年も雑草の早期抜去とグランドカバープランツの育成に励みます。