世界のめずらしい野生ラン

3月10日(日)からつくば植物園で「つくば蘭展」が開かれています。 つくば植物園では毎年2回蘭展が開かれます。 このブログでは 蘭展 つくば植物園2021 - 夕菅の日記を報告しました。 今回の特集は「世界のめずらしい野生ラン」。 まずは3月11日(月)に出…

早春の花(2024.2.)

能登半島地震と共に始まった2024年。 やっとつくばにも遅い春が始まりました。 今回は我が家の庭と昨日訪れたつくば植物園の春の花の速報です。 セツブンソウ 節分草 キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草 2021年、新たに4株を購入、地植えを試みました…

お詫び

咋夜、ブログ更新の下書きを作製中、突如「2023年5月13日 ハンショウヅル」から「2024年2月15日 庭に来る鳥(〜2024)」まで19回分の記事が消えてしまいました。 今朝、息子の助けで記事は復元できましたが、皆さんからいただいた貴重なコメントは再生不能…

庭に来る鳥(〜2024)

今年はつくばへ来てから最も暖かい冬です。 とはいえ、まだ庭のフクジュソウはまだ蕾のまま。 というわけで、今回は庭に来た鳥たちの写真を整理することにします。 愛知では庭の鳥をガラス戸越しにマクロレンズを着けた一眼レフで撮っていました。 しかし、…

新春のつくば植物園2024(ショクダイオオコンニャクなど)

1月24日の午後、今年初めて植物園に出かけました。 春の訪れを真っ先に告げるのはウメ。 まずは教育棟のすぐ前の「ウメの園芸品種」です。 淡いピンクのやさしい花です。 中央広場のやや濃いピンクの「ウメの園芸品種」は丁度見頃でした。 後ろのシャリンバ…

2024年寒中の庭とアレチヌスビトハギ

2024年の庭は花いっぱいの紅白の侘助から始まりました。 それにしても、お正月にこんなに花が多いのは珍しいことです。 ツバキは陽が当たると葉が光ってしまうためなかなかきれいに撮れません。 花壇の花は寒さに強いビオラとキンギョソウ。 1月7日、散歩か…

師走の庭 2023(シモバシラの霜柱)

つくばへ来て6度目の師走は今までで一番暖かく、風も穏やかでした。 この庭の冬の名物は「シモバシラの霜柱」、毎年載せるのもしつっこいかと躊躇いましたが、昨冬皆さんに励まされ恒例の冬の記事にすることにしました。 今年は花と氷華を並べてみます。 先…

初冬のつくば植物園

今年11月から12月に撮ったつくば植物園の植物を記録します。 師走も例年になく暖かく穏やかで、つくば植物園を気楽に散歩することができました。 フウ 楓(フウ) マンサク科フウ属の落葉大木 学名:Liquidambar formosana 原産:台湾(江戸時代中期に渡来)…

晩秋の庭2023

いよいよ明日から師走。晩秋の庭でもう一仕事決行しました。 それは「マホニアコンフューサの撤去」。 マホニアコンフューサ メギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木 Mahonia confusa ホソバヒイラギナンテン ヒイラギナンテン(Mahonia japonica)の葉には棘が…

新蕎麦の候 2023

やっと訪れた秋、蕎麦は新蕎麦に変わります。 つくばの蕎麦は「常陸秋蕎麦」。 ここは2022.8.23.に記載した大きな水車が回る蕎舎さんの蓮池です。 藕糸蓮の葉は枯れてきましたが、その向こうの畑が赤く染まっていました。 赤いソバは「高嶺ルビー」。 1970年…

6年目の秋の庭(2023)

長い長い夏が去ったあと、待望の秋は駆け足で訪れました。 つくばへ来て早くも5年経ち、6回目の秋です。 庭ではすでに繁茂し過ぎて管理がむつかしいところが出てきています。 まずは東の駐車場脇のジューンベリー。 成長が早く、枝は南の隣家のお庭にも伸…

初秋の植物園2023(2)

あの厳しかった暑さはどこへやら、10月になると早くも秋冷の日々です。 前回の植物園歩きで支障がなかったことを確認、また楽しみが戻りました。 サガリバナ 下り花 サガリバナ科の常緑小高木 学名:Barringtonia racemosa 分布:南西諸島(奄美大島以南)、…

初秋の植物園2023

9月27日、涼しいのは今日だけと、9時からつくば植物園へ行ってきました。 4月春の花々を追って植物園を歩き過ぎたのか、下腿に浮腫と紫斑出現。 5月にショクダイオオコンニャクの花を見に行ったきり、夏の間は引きこもっていました。 この日は久しぶりの…

暑く長い夏(ミヤマガンショウなど)

はや9月も中旬、秋の気配の漂う頃のはずですが、今年はまだ残暑が続いています。 日中は暑くて庭に出る気になれず、朝と夕に最低限の水遣りや草取りをするのみ。 そんな中、予期せぬ花が開花しました。 「ミヤマガンショウ」の返り咲き 深山含笑 モクレン科…

ひとりばえ(モミジアオイなど)

「ひとりばえ」 かって住んでいた愛知県や岐阜県では種子を蒔かないのに生えることを「ひとりばえ」と言っていました。 しかし最近「ひとりばえ」は広辞苑には載っていないことに気付きました。 Weblio辞書には 四日市市四郷地区方言と出ています。 「ひとり…

高齢者の庭(2023年8月)

80才の坂を越えてから早くも2年が経とうとしています。 このところ老化の進行が早くなったようです。 歩き方もおぼつかなく、足が上がっていなくてつまづき易い。 台所の立ち仕事や植物園の散策も長くはできません。 この庭をいつまで維持できるか、悩ましい…

新しいスーパーマーケット

2022年2月、家から車で10分弱のところに「ブランデカスミ研究学園店」がオープンしました。食の専門性にこだわった新しい感覚のスーパーマーケットです。 駐車場に入るのがたいへんだろうと、初め躊躇していましたが、試しに行ってみるとその心配も殆どなく…

真夏の庭(2023)

隣家のお庭では毎年タチアオイが見事に咲きます。 この花が下から咲き進んでてっぺんに達する頃、梅雨が明けると言われています。 確かに今まで4年間はそうでした。 でも今年はもう咲き終わったのに、まだ梅雨明け宣言はなく暑さは盛夏並みです。 この季節…

温室の植物(プセウドボンバクス ・バニラ)

プセウドボンバクス アオイ科(←パンヤ科)の落葉高木 学名:Pseudobombox ellipticum 原産:メキシコからグアテマラ(グアテマラの国樹) 2021年5月12日、「イジュ」の花が見たくて温室に入りました。 実は温室は蒸し暑く、レンズも曇るのでいつも敬遠しが…

初夏の庭 2023

今年は花も梅雨も例年より早いのに、私の動きは年々鈍くなり、ブログが遅れ気味です。 梅雨が明けないうちに今年の初夏の庭を記録しておきたいと思います。 ナツツバキ 夏椿 ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木 学名:Stewartia psedocanellia 別名:シャラノキ…

ショクダイオオコンニャクの花 2023

ショクダイオオコンニャクについては既に2020年1月28日の記事に書きましたが、今月つくば植物園でまた2花開花しました(通算6・7回目)。 私は2度目ですから、今回は開花前後に行くことにしました。 ショクダイオオコンニャク 燭台大蒟蒻 サトイモ科コン…

ハンショウヅル

ハンショウヅル 半鐘蔓 キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性低木 学名:Clematis japonica 分布:本州・九州 和名は花が吊り下がった半鐘に似ていることに由来。 2021年春、南の塀の蔭にハンショウヅルの苗を1株植えました。 その年から開花、翌2022年5月8日…

サクラソウとクリンソウ つくば植物園

サクラソウ 桜草 サクラソウ科サクラソウ属の多年草(準絶滅危惧種) 学名:Primula sieboldii 分布:九州〜北海道、朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部 さくらそう品種展(4月15日〜23日) つくば植物園では毎春サクラソウ展が開かれます。 桜草栽培の歴…

春らんまん 庭の草花 2023

今年は東京で過去最も早く開花した桜に続いて、庭の花まで咲き急いでいます。 4月から「らんまん」が始まり山野草・牧野富太郎ブームも起きているようです。 この私の庭も5年目の春を迎えました。 庭の植栽もほぼ終了、最後に残った南の塀の陰に山野草などを…

ミヤマガンショウなど(つくばの庭)

ミヤマガンショウ 深山含笑 モクレン科オガタマノキ属の常緑高木 学名:Michelia maudiae 原産:中国(中国名:深山含笑) 転居後の2019年11月、庭師さんの勧めで庭の西北部(家庭菜園の奥)に「ミヤマガンショウ」の苗が植えられました。 そこは寒風吹き曝…

クリスマスローズ(つくばの庭)

クリスマスローズ キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草 学名:Helleborus orientalis 原産地:地中海地方 一宮の庭ではクリスマスローズが主役でした。 早春のメインフラワーは花が終わっても常緑の下草として雑草を防止。 ダブルのクリスマスローズもす…

3種の果実(つくば植物園)

つくば植物園プロムナードの左側の「温帯資源植物中央」にはいろんな実が落ちています。今回は最も目立つ3種をまとめてみました。 センダン 栴檀 センダン科センダン属の落葉高木 学名: Melia azedarach 分布:四国・九州 / 朝鮮南部・中国・台湾・ヒマラヤ…

コウヤボウキ

コウヤボウキ 高野箒 キク科コウヤボウキ属の落葉小低木 学名:Pertya scandens 分布:関東地方以西・四国・九州 つくば植物園のコウヤボウキについては2019年12月30日の記事に入れましたが、植物園では近寄れないのが物足りなく、2021年の春1株購入して庭…

寒中の植物園(ナギイカダ・カンキチク・カカオノキ)

今年は穏やかだった小寒(1月7日〜1月19日)の間に2度植物園へ行きました。 中央広場へ向かうプロムナードのユリノキの日蔭にナギイカダがあります。 ここを通る時はいつも花が咲いてないかなと覗いてみます。 ナギイカダ 梛筏 キジカクシ科ナギイカダ属の…

シモバシラの霜柱2022年12月

シモバシラの霜柱(氷花)のことは毎年書きましたから今年は触れないつもりでした。 ところがまた感動の場面が出現、記録せずにはいられなくなりました。 この冬は暖かくベゴニアが12月中旬まで咲き、ビオラの植え込みや枯れ葉処理も遅れました(まだ咲いて…