日蔭の小径(2020年春)

家の周りを一周できるように北側には小径を造りました。

建物と小径の隙間には普通は砂利を入れるそうですが敢えて土のままに。

2018.11.庭師さんの植え込みはここまで、あとは私の空間です。

今回は1年目に植えた植物たちの備忘録として記録します。

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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)

 ツツジツツジ属の常緑低木

昨春はたくさん花が咲きましたが今年は少な目です。

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朝日は届くためか、草花は予想以上に発育良好でした(2020.4.28.)。

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ツルニチニチソウ(蔓日々草

 キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草

真っ先に植えたのに昨年は花は咲かず、ひたすら蔓を伸ばすのみ。

レンガの上にも蔓が伸び出すのでカットがたいへんでした。

もう抜こうかと思ったら今春は株元にたくさん花を咲かせました。

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ヒメフウロ(姫風露)

  フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草

昨春 Iさんに頼んで送っていただいたヒメフウロは零れ種で発芽しそのまま越冬。

今春は大きく育って可憐な花を咲かせています。

通るたびにあの塩焼きの匂い。しかしやはり勢い余って通路にはみ出しました。

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アジュガ(セイヨウジュウニヒトエ)(西洋十二単

   シソ科キランソウ属の多年草

前の庭では育ちにくかったアジュガも快調。黒っぽい葉の「チョコレート チップ」。

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この斑入りの葉のアジュガはランナーが這い出てグランドカバーになります。

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ピンクの花が咲く品種もあります。

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シラユキゲシ(白雪芥子)

 ケシ科シラユキゲシ属の多年草

やはりこちらでも増えすぎて困りました。

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ミヤコワスレ(都忘れ)

 キク科ミヤマヨメナ属の常緑多年草

一宮では何度植えても一年で枯れましたが、こちらでは越冬できました。

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さてこれは何でしょう?

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 カノコソウ(鹿の子草)でした。

  スイカズラ科カノコソウ属(←オミナエシ科)の多年草

初めて植えましたがこれは日向むきのよう、徒長して倒れそうです。

蕾が鹿の子絞りに似ているからと命名されたと。

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コチャルメルソウ(小嗩吶草)

 ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草 日本固有種

植物園で見たコチャルメルソウが行きつけの野菜市場に出ていました。

思わず2株購入、グランドカバーにもよさそうです。

花や果実は後日の記事にしましょう。

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セリバオウレン(芹葉黄蓮)

 キンポウゲ科オウレン属の多年草

昨夏、花後の苗を植えたものの枯れたかと思っていました。

気がついたら花茎が1本、すでに花は終盤でしたが、種子が育ち若葉が出てきました。

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カンアオイ(寒葵)

 ウマノスズクサカンアオイ属の多年草

まだ花は見られませんが常緑の葉だけでも美しい。

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キチジョウソウノコンギク

間に生えたヒメフウロと侵入したツルニチニチソウに押されています。

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ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)

  アカバナ科マツヨイグサ属の多年草

出口の日向に植えた1株が1年でこんなに繁茂してしまいました。

その手前は零れ種から生えたノースポール。

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ヒルザキツキミソウのあまりの勢いにタジタジです。

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その他、シモバシラ、ゲンペイツリフネソウ、キレンゲショウマなどの葉も見えていますが、また花が咲いたら載せましょう。

初めに勢いよく出た雑草も殆ど出なくなり、日蔭の小径は楽しい空間になりました。