八十の坂

この前の日曜日、夕菅の庭に仔犬がやってきました。

「はじめまして。僕 チャーリー、生後2か月半のコーギーです。」

といっても飼い主は近くに住む息子、孫に抱かれて初登場でした。

40年前に飼ったシェルティーは10才で亡くなりました。

子犬はめっぽう可愛い! 久しぶりの感触でした!

また来てね!

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その夕菅の庭では木々が繁り、シュウメイギクなど秋の花の開花が進行中です。

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つくばい周辺ではフウチソウに花が咲き、ツワブキの蕾が上がってきました。

左の奥は栽培品種のホトトギスです。

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ホトトギスの大敵はルリタテハの幼虫。

今年は裏庭のシロバナホトトギスにはたくさんこの幼虫が付きましたが、こちらは被害を免れました。

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ふっくらした上品な花です。

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今春植えたセキヤノアキチョウジが大株になって開花。

花は淡いブルーでした。

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これからまだまだ咲きそうです。

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トレニアは毎年苗を植えていますが、今年はミニトマトの株元に10株ほど自生して驚きました。

私の庭では処分した花や野菜を堆肥にして畑に入れています。

その堆肥に種子が残っていて育ったかと思われます。

愛知の庭ではもっとたくさんのトレニアを植え、同じく堆肥を作っていましたがこんなことは一度もなかったのです。

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前庭にも自生のトレニヤが育っています。

ここのは見たことがない淡い青紫色とピンク。固定できるといいのですが?

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東の庭の奥の方が賑やかです。今春植えた3種のサルビアが競演。

サルビア ガラニチカ(右)・サルビア バンヒューティ(上)

サルビアあやのピーチ(下)。

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サルビア ガラニチカの蜜をホバリングしながら吸うのはスズメガ科のホシホウジャク。

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こちらのサルビア ガラニチカ には大きな黒い蝶が止まりました。

尾状突起はなく真っ黒に見えます。

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しかし横から見ると赤い模様! ナガサキアゲハの雄でしょう。

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黒い蝶を見ることはあってもなかなか撮れません。

去年はたくさんきてくれたジャコウアゲハ、やっと1枚撮らせてもらえました。

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この9月、80才になりました。

しかし、これぞ「八十の坂」? 

ちょうど不調と重なって、もはやこれまでかなと思うこともある日々でした。

誕生日の前日、偶々内服した漢方薬が奏功、当日のお料理は美味しくいただけました。

どの臓器も古びてきました。

でも花や蝶やと楽しめる庭にこの日は子犬も加わり、ほんとうに嬉しいひと時でした。