庭の山野草 2022

つくばの庭も4年目、今日は南側の半日陰の花達の記録です。

早春のフクジュソウ、セツブンソウに続く早春の庭はクリスマスローズが繋いでくれました。

昨冬の−8℃の寒波に耐えて今春も元気に開花した花達をいとおしく見つめます。

 

キクザキイチゲ キンポウゲ科イチリンソウ

ヒメユズリハの下、小さな石ころが見えるだけの空き地から芽が出て、葉が開き、青い花が平開する、それを通るたびに見る楽しみ、これはマイガーデンならではです。

 

ヒメリュウキンカ キンポウゲ科フィカリア属

こじんまりした1茎1花、これが本来のヒメリュウキンカです。

愛知で紛らわしかった大型ヒメリュウキンカはこの近くでは未だ見ていません。

ヒメリュウキンカにも園芸種がいろいろあります。

 

 サクラソウ (白兎)   サクラソウサクラソウ

白兎はとても丈夫な品種のようで、昨年よりまた大きくなりました。

 

つくば植物園のサクラソウ展で3年前に購入した純白の「初心」は発育不良?

 

サクラソウ(原種)

I さんにいただいた原種のサクラソウは寒さに強く、愛知より育ちが良いようです。

 

バイカイカリソウ メギ科イカリソウ

白色のバイカイカリソウ、こんもり大きくなりました。

しかし昨年植えたピンクのイカリソウは姿が見えません。

 

エビネ ラン科エビネ

植物園で見て庭にも欲しくなって昨年植えました。

遠くからでもわかる鮮やかな黄色です。

 

シラン ラン科シラン属

スギゴケはやはり日当たりの良いところには育ちません。

代わりにシュンランを植えたらすぐ近くに昨春植えたシランが咲いてしまいました。

 

シロバナシランですが唇弁はほんのりピンク。

    

 

タンチョウソウ ユキノシタ科タンチョウソウ属

今年は ViVi という元気なビオラに侵入されました。

いいえ、ビオラのせいではなくここにビオラを植えた人がいけないのです。

 

コバノタツナミ シソ科タツナミソウ属

I さんのお庭からいただいた苗がどんどん増えました。

 

花は紫色、薄紫色、白色と3色。

 

ハナニラ ネギ科ハナニラ

やはりブルーが一番丈夫、白色やピンクは消えました。

 

キバナオキナグサ キンポウゲ科オキナグサ

植物園で見た暗赤色の花が咲くと思っていましたが、クリーム色でした。

 

花はうつ向きのまま終わり、その後茎が直立し球状の痩果に長い白毛が密生します。

 

イブキジャコウソウ シソ科イブキジャコウソウ属

ツバキの下は気に入らなかったようで日陰側は枯れました。

しかし南側は残り、さらに飛石の隙間に「ひとりばえ」、これぞ望むところです。

 

ヒイラギソウ シソ科キランソウ

昨年通販で求めた小さなポット苗が1年でこんなに育ちました。

検索すると絶滅危惧種のようですが、ここは住み心地良さそうです。

命名はヒイラギの葉に似ているからと。

 

花はキランソウを大きくしたような形です。

 

オウギカズラ シソ科キランソウ

昨春ヒイラギソウと同時に求めた2株がたちまちグランドカバープランツになりました。

黒い葉はおまけでいただいて未開のゲラニウム。  

 

長い走出枝を出して地を這うように広がり、また撤去しなければならないかと思いつつ調べたらこれも県によっては絶滅が危ぶまれている山野草でした。

花は同じくキランソウに似て淡い紫色。


ブログに書きたいことがたくさんあります。

しかし毎日日曜日とは言え、やはり年のせいでしょうか、家事も捗らず、犬もかわいく、座るとすぐ眠くなります。

春は常緑樹の落葉拾い、雑草の草取り、夏野菜植えと忙しい上、植物園の誘惑も断ち難い。

写真は撮ってもその整理が捗らず、いつもブログの更新が遅れます。