庭に来る鳥(〜2024)

今年はつくばへ来てから最も暖かい冬です。

とはいえ、まだ庭のフクジュソウはまだ蕾のまま。

というわけで、今回は庭に来た鳥たちの写真を整理することにします。

愛知では庭の鳥をガラス戸越しにマクロレンズを着けた一眼レフで撮っていました。

しかし、防寒のため二重ガラスにしたつくばの家ではボケてしまいます。

そのため今回はボケた写真もありますがお許しください。

鳥の参考書は未購入、ネット検索だけです。

間違いがあったらお教えいただければ幸いです。

 

メジロ

目白 スズメ目メジロメジロ

分布:インドネシア・日本・大韓民国・フィリピン・東ティモール

 

メジロが毎日ツバキの花の蜜を吸いに来ます。

 

たいていペアーでやってきて 忙しなく花から花へと飛び交っています。

しかしこの日は珍しくつくばいに降りて、2羽が交互に水浴び。

                                       

ツグミ

鶫 スズメ目ヒタキ科ツグミ

分布:中華人民共和国南部・台湾・日本・ミャンマー・ロシア東部。

日本へは冬季に越冬のため飛来。

かって岐阜県東濃地方には山中にカスミ網を張って捕獲し食べる食文化がありました。

 

ツツツー ツツツーと数歩歩いては立ち止まる ツグミ

ペアーで来るヒヨドリと違っていつも1羽です。

雑食で昆虫や果実を食べるそうです。毎朝芝生の点検をしてくれています。

 

この日初めてツグミの水浴びを見ました。

ヒヨドリがペアーで何度も浴びた後で水が少ない。

 

そこへまたヒヨドリが現れました。早く出ろと言わんばかり。

 

ヒヨドリ

鵯 ヒヨドリヒヨドリ

主に日本、その他サハリン・朝鮮半島・台湾・中国南部など。

体長27〜29cm。雌雄同色。

 

昨年12月27日の朝のことです。

デッキの上でけたたましい鳥の鳴き声、ヒヨドリ3羽が叫んでいました(8時1分)。

右はまだ幼鳥でしょうか?

写真を撮ろうとしたら左の2羽はくるりと向きを変えて沈黙。

 

左は救出に来た両親のようです。

1羽 が近付きました。

 

飛び方を特訓しているのでしょうか?

 

私が少し近付くと左の2羽は飛んでいってしまいました(8時2分)。

それではとガラス戸を開けて接写。

 

デッキから動けなくなった幼鳥が助けを求めて鳴き、両親が救出に来たようです。

外傷はなさそうですが、飛び立てないよう(8時4分)。

 

頭の毛がまだ灰色っぽいから巣立ち間もない幼鳥でしょうね(8時4分)。

寒いので室内へ戻り、数分後に見るともう鳥の姿は消えていました。

後に残ったのは鳥の糞だけ。

うちの庭に巣があるようには思えません。お隣から来たのでしょうか。

 

ハクセキレイ

 白鶺鴒  スズメ目セキレイ

分布:ロシア沿海から日本(北海道・本州)および中国東北部

体長21cm、ムクドリよりやや小さめで細身。

♀は「頭から背にかけて灰色」、♂は冬は灰色・夏は黒色だそうです。

これは♀ですね。

 

枯れた芝生の上を軽妙に片足を高く上げながら歩きます。

縄張り意識が強く単独行動して昆虫やミミズを探しているようです(雑食性)。

 

庭に来る鳥の中では一番人を恐れない鳥です。

 

アカハラ

赤腹 スズメ目ツグミツグミ

一度だけ庭で写真が撮れました(2021.2.28.)。

ずんぐりむっくり大きな鳥でした(全長23〜24cm)。

 

キ ジ

雉 キジ目キジ科キジ属

国鳥(日本鳥学会選定)

分布:本・四国・九州(留鳥

全長:♂ 81cm、♀58cm。

食性:主に植物性、昆虫やクモも食べる。

 

つくば市の我が家の近くでキジを数回目撃していましたが撮影できず、残念に思っていました。

しかし昨年6月、隣家の裏の雑草地に立派な雄を発見、スマホで何とか撮れました。

キジカクシという植物がありますが、キジは隠れるのが上手で見られたと思うとすぐ身を隠します。メスはうちの庭でも見つけましたがまだ撮影出来ていません。

 

庭に鳥を呼ぶために餌台を造ったり、ミカンなどをぶら下げる方もありますが、私は餌は与えません。きっとヒヨドリが独占しようとするだろうし、餌台の周りが汚れるのも厭なのです。

ただ庭には農薬・化学肥料・殺虫剤などをできるだけ使いません。

またつくばいの水はいつもきれいに保つよう、洗ったり水を足したりはしています。

水浴びするとき、鳥も水の汚れを確認してから入るような気がするのです。