記録的な暑さが続いた今夏も記録的大雨と共に終わろうとしています。
幸い当地では程よく雨が降って水遣りが少なくて済みました。
しかし今年は夏咲きの1年草を植えるタイミングを逃し、少々寂しい庭です。
そんな中、ミニ菜園には元気な1株がありました。
ひとりばえで草丈3mに育った白花のモミジアオイです。
話は少し遡って7月中旬のことです。
白花モミジアオイの親株は西側の木塀の内側にありました。
でも何か変! モミジアオイの葉は細く5つくらいに裂けているはず。
昨夏ここのモミジアオイは大きくなって隣家へ花殻を落としました。
そのため今年は肥料を与えなかったのに、また大きく育っています?
おやおや? 白花のモミジアオイの茎は白っぽいはずですがこれは赤い。
手前のオミナエシは黄色い蕾を捧げているものの痩せています。
高さ約2mのこのたくましい闖入者は何者でしょう?
ひょっとしてオオマツヨイグサではないでしょうか?
すぐ抜去したくても私の力ではどうにもならず、夫に依頼しました。
オオマツヨイグサグサ
アカバナ科の2年草
原産:北アメリカ 1870年頃
花の直径は5〜8cmくらいになる。
こちらでオオマツヨイグサグサらしきを見たのは家から50m東の空き地。
でもメマツヨイグサもあるそうです(花の直径<5cm)。
3年前スマホで撮った写真がありましたが花の直径は計っていません。
その後一面に除草剤が撒かれて今は見られず残念です。
あとで後悔しました。
抜去は花を見てからでも良かったのではないかと。
昨年に比べて貧弱なオミナエシが不憫ですぐ抜いてしまったのです。
このあとオミナエシは元気に咲き始めました。
抜去した植物についてお分かりの方はどうぞお教えいただけますようお願いします。
左に咲いていたのは タイマツバナ(モナルダ)。
この塀の右にはまた異変がありました。
花後のタイマツバナに絡んでいるのは?
かの有名なる「ヘクソカズラ」です!
学名:Paederia scandens
分布:日本全土・中国・東南アジア
花は可憐に見えますが、触れれば臭く、種子を残せばしつこく生えます。
これも蔓をたぐって一括抜去しました。
茎を切って引っ張っただけのためか、悪臭は感じることなく終わりました。
悪臭成分はメチルメルカプタンだそうです。
学名: Petunia
原産国:南米
日本には江戸時代に伝来
ペチュニア パニエ ライトブルー
ビオラの抜去が遅れ、気付いた頃には例年の1年草の良い苗がなかったのです。
この花は初めて見ましたが、思いの外丈夫でした。
この複雑な花弁の重なりに園芸植物の歴史を見る思いです。
美女桜
学名:Verbena
南アメリカ原産のウエルベナ・ペルウイアナなど南アメリカ原産の種の交雑でつくりだされたそうです。
2018年9月つくばへ転居してからまもなく6年。
車の運転を止める決心をしてから1か月、息子の協力で無事に暮らしています。