庭の山野草(2020年春)

 新しい花壇に昨年植えた山野草が開花し始めました。

植物園や公園にも行けない今年の春、庭の花を並べます。

サクラソウ 

  桜草 サクラソウ科の多年草

       学名:Primula sieboidii     

  分布:北海道低地から九州、朝鮮半島中国東北部、シベリア東部。

江戸時代から園芸品種が作られ、今日約300品種が栽培されているそうです。

 

先ずは昨年4月、つくば植物園の「さくらそう品種展」で購入したサクラソウです。

ラベルには「初心」と書かれていました。

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 一宮から引越しした ピンクのサクラソウ「春霞」。

植え替えたら風で倒れてしまいました。

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 これも一宮から引越しした サクラソウ「白兎」。

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「白兎」は満開の時写そうと待っていたら、上の方の花弁を食べられてしまいました。

犯人はヒヨドリ

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玉咲きサクラソウ、白と紫の2株です(これだけは今年の購入苗)。

ヒマラヤ高地に自生しているそうですが、来年も咲くかどうか?

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 愛知の I さんから頂いた原種サクラソウ

右はヒメリュウキンカ

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ヒメリュウキンカ

 キンポウゲ科多年草 

ヒメリュウキンカ満開。1茎1花の園芸種です。

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ミヤコワスレ

  都忘れ キク科の多年草 野生種ミヤマヨメナの栽培品種。

愛知の庭ではいつも1年で消えてしまったミヤコワスレがこちらでは無事冬を越しました。

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日陰のため首が長くなりました。

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タンチョウソウ

 丹頂草 ユキノシタ科の多年草

 別名:イワヤツデ (岩八手)

タンチョウソウは葉も美しく昨年こちらでも購入しました。

販売されているタンチョウソウには白い花と赤っぽい花の2種類があるようです。

大きな葉の蔭でもう咲き進んでいました。これは赤っぽい方ですね。

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拡大すると、白い花弁が二重になっているように見えます。

外は萼片、内側の小さい方が花弁でそれぞれ6〜8枚づつ。

柱頭は2〜個、雄しべは6〜8本? 赤い部分は受粉した子房のようです。

もしまた来年の花が見られたら、もっと早くから観察したいと思います。

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キクザキイチゲ

 菊咲一華  キンポウゲ科の多年草

 別名: キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)

 学名Anemone pseudoaltaica

この花はいくら増えてもいいと思うほど可憐で美しい。 

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バイカイカリソウ

  梅花錨草 メギ科の多年草

これは4月12日の「夕菅の日記」で紹介したばかりです。

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バイカイカリソウにはイカリソウの特徴である距がありません。

清楚でかわいらしくこれも大好きな花の一つです。

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 ヒメフウロ

  姫風露 フウロソウ科一年草または越年草

これは「夕菅の庭」に載せた野草です。

日陰の通路に植えたくて I さんに送ってもらいましたが、越年してこんなに大株になりました。

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早朝開花直後に10本ある雄しべが日中は5本に見え、さらに直立します。

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外出自粛の春ですが、ありがたいことに庭の花々が次々と開花してくれます。

しかし多忙を極める医療現場を思うとブログを更新することも苦しくなる思いでした。

そんな中、先週初め突然「脳梗塞」の疑いで救急病院のお世話になってしまいました。

幸い疑い晴れてすぐ帰宅できて、回復中です。

この経過中、自らの脆さを自覚し、むしろ迷いが吹っ切れた感じになり、ブログを更新することにしました。

 

 お知らせ

今回この記事のコメント欄が開きにくくコメントできないと、2名の方からお知らせいただきました。

とりあえずメールでコメントをお送りいただき、私が代理投稿しました。

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