今年は東京で過去最も早く開花した桜に続いて、庭の花まで咲き急いでいます。
4月から「らんまん」が始まり山野草・牧野富太郎ブームも起きているようです。
この私の庭も5年目の春を迎えました。
庭の植栽もほぼ終了、最後に残った南の塀の陰に山野草などを試植中です。
昨年5月14日庭の山野草 2022にはキクザキイチゲ・ヒメリュウキンカ・サクラソウ・バイカイカリソウ・キエビネ・シラン・タンチョウソウ・コバノタツナミ・ハナニラ・キバナオキナグサ・イブキジャコウソウ・ヒイラギソウ・オウギカズラを掲載しました。
一部重複しますが、今年の草花を記録しておきます。
初めは花友達 I さんからいただいた原種サクラソウ。
昨年より花が少ないのですが、クリスマスローズやドウダンツツジに守られ心地良さそうです。
その下にはヒトリシズカの葉が4枚づつ。
さらにキクザキイチゲの真っ白い花が数輪! 至福の時間が流れます。
サクラソウ「初心」
転居後初めてつくば植物園の「サクラソウ展」で購入した園芸種も4回目の開花です。
1年でこんなに増えました。寒さにも強く頼もしい花です。
ホタルカズラは花冠中央の白い星形隆起が特徴です。
園芸種のミヤマホタルカズラにはこの隆起がありません。
今までミヤマホタルカズラは植えても冬を越せず、諦めていました。
タンチョウソウ
ユキノシタ科タンチョウソウ属
今年のタンチョウソウは今までで一番華やかな感じです。
発芽に気付いたのは4月1日、葉より先に花が咲いていました。
4月10日 葉が揃いました。
花の中央が赤いのは未開の葯。
タンチョウヅルのイメージが浮かぶでしょうか?
赤い葯が開くと黄色の雌しべの柱頭が見えます。
4月13日、今年は大きな葉が豊かです。
初めに植えた2株から年々庭のあちこちに自生しています。
増え過ぎて困るほど丈夫で丈は20〜30cmになります。
「ミヤマオダマキ」は日本在来種で草丈10〜20cmだそうです。
アネモネ シルベストリス
原産:ヨーロッパ
春咲きシュウメイギクとも呼ばれる丈夫な原種です。
ツルハナシノブ
ハナシノブ科フロクス属
つくばの厳冬にも耐え這うように拡がっていきます。イブキジャコウソウが育たなかったツバキの株下にも植えました。
今年はヤマユリ(左上)の周りで一斉開花です。
右下は自生して大株になってしまったムラサキケマン。
ユキザサ
キジカクシ科マイヅルソウ属
昨年1本だったユキザサが今年は2本咲きました。
シモバシラに負けぬよう見守ります。
レンゲショウマ
キンポウゲ科レンゲショウマ属
昨年通販のついでに取り寄せ、1株植えてみました。
葉は出たものの蕾を見ることなく枯れ、やはり無理だったと納得しましたが、今春出芽してここまで育ちました(右上の葉はコウヤボウキ)。
花は無理かと思っていましたが、昨日根元に小さな芽を見つけました!
オウギカズラやコウヤボウキに負けぬよう見守ります。
つくば植物園のレンゲショウマは植物園の最も高いところにあります。
歩けなくなった時、庭で見られるといいのですが、さて花が咲きますか否か、楽しみです。