代わりにその奥で「ミケリア・プラティペタラ 」が開花中でした。
しかし知らない人が多いのでしょう、観客は私一人。
花被片は9枚、うち外側の3枚は萼片だそうです。
サーモンピンクの蕊が見えています。
花の香りに酔って蕊の観察を忘れました。また来年。
シャクナゲ ’太陽’
学 名. Rhododendron 'Taiyo'.
昨年花数が少なかった ’太陽’ 、今年は厳冬にも関わらず豪華な開花でした(2021.4.16.)
派手な大木ですが、周りはしっかり緑で囲まれています。
花はブーケが密集したかのように束生。
白い雌しべの花柱が雄しべを越えて伸びて立ち上がり、先端に赤い柱頭が艶やかです。
ズ ミ
酸実、桷 バラ科リンゴ属の落葉小高木
学名:Malus toringo
分布:北海道・本州・四国・九州
この白い花は何でしょう? 初めて見る花でした。
こちらはかなり大きい。
名札はズミ。ズミという名は聞いたことがあります。
素朴な白い花です。小さい赤い実がなるそうです。
面白い立札が立っていました。新しいもののようです。
それにしてもどうしてkoringo ではなく toringo なんでしょう?
学名:Rhododendron pentaphyllum
分布: 本州(福島県以西)・四国・九州
3月26日 静かなブナやイヌブナの林の中に優しいピンクの花が拡がっていました。
何とも素朴な花!
雄しべは10本、うち上側のものは花糸が短いと。
葉は花の後に5枚輪生。
学名:Rhododendron quinquefolium
分布:本州・四国のブナ帯に生育
4月17日 ブナの林に白いツツジが咲いていました。これがシロヤシオ!
花と同時に輪生する5枚の葉が出るので、ゴヨウツツジとも言われます。
拡大して見るとこれも雄しべは10本、うち上側のものは花糸が短いようです。
よくみると葉には赤褐色の縁取りがあります。
3回目の緊急事態宣言が出てもまだ新型コロナウイルス感染症の勢いは止まりそうにありません。茨城県は比較的少ないとはいえ、毎日数十人の発症があります。
植物園も休日は来園者が多いので行かないことにしています。
今日は小さな菜園にナス3本、キュウリ2本を植えました。共に接木苗です。