秋雨の朝、零れ種から育ったモミジアオイが1輪咲いていました。
昨年は紅白2株植えたモミジアオイ、どちらが咲くのか楽しみでした。
肥料も支柱も与えなかったのに左右2株のシュウメイギクの間に紅1点!
モミジとはいうもののシャープな葉は軽やか。
後で気づきました。紅花は茎も赤く、白花の茎は緑白色でした。
素朴なシュウメイギクの間にはやはり紅がよかった。
右の木は常緑ヤマボウシ。
転居後すぐ植えたからもう丸4年。ずいぶん大きくなりました。
初めの2年はほとんど花が咲かず、今年6月やっとまとまって開花しました。
そして熟した赤い実。
これが落ちるのを待つのは1才になったコーギーのチャーリーです。
しかしコードに引っ張られていて奥に行けません。
でもやさしいおばあさんが熟した赤い実を拾っておいてくれました。
「これ甘くて美味しいんだよ。僕だーいすき。」
「本当は僕は庭の隅やミニ菜園に入ってあちこち掘って探険したいんだ!
この間ハーネスが抜けて脱走したときは楽しかったなあ。
でも散歩中に大きなものを食べて病院に連れて行かれたこともあったから仕方ないか。」
足を拭いて家に入れてもらうとハーネスも外しておやつがもらえる。
セキヤノアキチョウジ
2年前 中庭の入り口に植えたセキヤノアキチョウジが大株になりました。
南に二階建ての隣家があっても、朝日が当たるこの隙間は適地でした。
アキチョウジとの違い:
アキチョウジは花柄が短く1cm、花柄の分岐が少ないのでこんなにふんわり咲きません。
愛知の庭から移植したセキヤノアキチョウジは常緑ヤマボウシの蔭になって今年は冴えません。代わりに2世がはや開花。花の色はやや濃い青紫色。
ホタルブクロ
さてこれはなんでしょう?
アオバナギンバイソウの大きな葉の上に壊れそうな網状のベルが並んでいます。
白花のホタルブクロでした! 萼だけ残ったのです。
ここは北側通路で通るのは私だけ? 花殻を切らずに残してありました。
一昨年ツバキ侘助の根元に愛知の庭からついてきたホタルブクロが咲きました。
昨秋はその1株にこんな姿が見られました。
ツリガネ形に下垂して網状になったホタルブクロの萼、初めて見ました。
今年は白花のホタルブクロでも見られないかと期待していたのです。
サクラタデ
サクラタデについては2019年11月のブログに載せましたが、その後もどんどん増殖(2021年11月15日)。
ミニ菜園のアスパラの領域に侵入しそうでしたので、昨冬ばりばり根っこを抜きました。
それでも今年も北の木塀からはみ出すほど元気に花を咲かせました。
3本のめしべが飛び出したかわいい花(長花柱花)は暴れても憎めません。
2018年9月当地へ来て4年、5年目の秋を迎えました。
月日の経つのがあまりにも早いので驚くばかりです。
つくばの庭と一宮の庭とは同じ植物でも気候の違いから育ち方が異なります。
それが面白くもあり、嘆かわしくもある日々。
杖と小椅子に助けられながら、もう少し楽しませていただけますように。