この庭を造ってから早くも4年の歳月が流れました。
この庭の紅葉は右のナツツバキ(ツバキ科)から始まります。愛知県から移植した木です。
左はプランターに植えられたイヌシデ(カバノキ科クマシデ属)。
南の塀際には隣家に落ち葉が降らないよう、常緑樹が並べてあります。
ナツツバキの下は落ち葉でいっぱい!
ここは初めスギゴケが一面に植えられ、2年間は水遣りに励み、緑を保ちました。
その後猛暑やモグラの被害により維持困難、最近はシュンランやシランを試植しています。
ナツツバキは樹皮が斑状に剥がれるのが特徴。
そのあと抽象画のような模様になるのが楽しい樹です。
11月下旬、侘助(ツバキ科)が咲き始めました。
侘助は紅白共に今年は過去最多の花数です。
これから3月まで毎日花が見られることでしょう。
つくばいにも沢山の落花が浮かんでいました。
おやっ? この日はつくばいは花であふれているのに、周りには落花がありません。
この庭の芝生の上とつくばいの周りの落ち葉・落ち花拾いは夫の分担。
これはアート作品でしょうか?
山茶花は花弁がばらばらに落ちますが、椿は花のままポトリ、拾うのが楽です。
ピンク色の侘助もこれまた負けじと花があふれんばかり。
ここの落花・落葉は宿根草の上に落ちるので拾うのは私の担当です。
(雑草だと思って苗を抜かれてしまってから。)
右の常緑ヤマボウシも高さ3m以上になりました。
小さい高枝切りで私が届くところは切っていますが、高い所は未剪定。
ピンク色の侘助の右はタイワンツバキ(ツバキ科)。
ナツツバキによく似た白い花です。
その右は シャクナゲモドキ(マンサク科)。
蕾がたくさんついていて来春が楽しみです。葉は一部真っ赤に紅葉。
常緑ヤマボウシ(ミズキ科)は半常緑で、半分くらいの葉は紅葉して落下します。
この落ち葉を除かないと定番のビオラの苗が植えられません。
2年前この落ち葉を一番奥のシャクナゲモドキの根元に積み上げておいたら、良い堆肥ができてシャクナゲモドキが一気に大きくなってしまいました。
西側に植えたヒメシャラ(ツバキ科)も今年は成長著しく、紅葉しました。
ナナカマド(バラ科)
小さな苗木が育って今年は白い花が咲き、赤い実も実りました。
昭和侘助(ツバキ科)
北側通路は道路に面していますから朝日は当りよく育ちます。
前庭の侘助より花が大きく、淡いピンクの優しい花です。
左の黄葉はクロモジ。中央はソヨゴ。
右はホソバヒイラギナンテン(マホニア コンヒューサ)。
クロモジ(クスノキ科)の葉は急に黄色になってあっさり落葉しました。
ソヨゴ(モチノキ科)は常緑の庭園木として無難な樹です。
しかし常緑とはいえやはり奥の方の古い葉は黄色くなってどんどん落ちます。
この庭はまだプロの庭師さんの剪定を頼んだことがありません。
昨年はナツツバキなどを息子が大きな脚立に乗って伐ってくれました。
今年は素人では無理かと思いましたが「出来る」と言います。
しかしプロの庭師さんほどばっさり伐らないので安心して見ていられました。
助手は夫、息子の庭から運んできたガーデンシュレッダーで細断して袋に入れます。
私は花や蕾がついたツバキやタイワンツバキの枝集め(生花用)と監督。
チャーリーはデッキで見守っていました。