2021年3月、「家庭菜園3年目」、2022年2月「厳冬の記録2022」でこの地での家庭菜園の厳しさを報告し、これでもう家庭菜園は止めようかと思いました。
それでも春が来ると家庭菜園の採れたての新鮮なキュウリやトマトの味が思い出されます。
今年は最低限と思ってキュウリ2株、ミニトマト3株、ナス3株とジャガイモ「キタアカリ」
だけ植えました。
今年は自家製堆肥の未熟のものも全部元肥として畝に入れました。
しかしこれがモグラを呼ぶことになったようです。
せっかく育ったキュウリが数本収穫しただけで枯れていきました。
しかしミニトマトやアスパラはよく育ち、ナスは11月10日頃まで豊作でした。
昨冬の寒風被害に懲りて、今年の冬野菜はカブだけにしました。
昨冬カブだけが何とか残ったからです。
11月7日、前列は極早生種の小カブ、後列は中カブ、ともに発芽率が良すぎました。
北西の隅に堆肥ボックスがありますが、夏野菜の残骸や落ち葉、剪定枝などが多すぎて入りきらなくなりました。
まずは堆肥ボックスから出来た堆肥を取り出さねばなりません。
園芸シートを広げて上層部を掻き出します。
下半分はきれいに熟成して上等の堆肥ができていました。
左のゴミが半年後に右のような堆肥に変身、マジックボックスのようです。
これを取り出して袋に入れて保管し、苗を植えるときや寒の肥料として用います。
台所の生ごみは電動の生ごみ処理機で堆肥化して落ち葉に加えます。
今年は小糠もボカシも加えていませんが、良い堆肥ができました。
でも堆肥の袋詰め作業は小座椅子(右下)に座る身にはきつい。
冬休みになったふたりの孫に頼みました。
さすが若い力はしなやか、たちまち仕上げてくれました。
空になったボックスに左の枯葉群を入れ、その上に出来上がった堆肥を少し撒く。
それを層状に繰り返すと堆肥化が早くなります。
こうして循環させれば肥料もほとんど買わずに有機栽培ができそうです。
しかし農業県茨城では見て美しく食べておいしい野菜がどっさり店頭に並んでいます。
それなのに何故家庭菜園を続けたいのでしょう?
完全無農薬有機肥料で作った野菜はもっと美味しいからです。
今日のカブ。右5つは小カブ、左2つは過密で抜いた中カブ。
月2回更新を自らに課したブログ、ぎりぎりセーフで間も無く新年です。
皆様にもどうぞ良いお年となりますように。