今年は花も梅雨も例年より早いのに、私の動きは年々鈍くなり、ブログが遅れ気味です。
梅雨が明けないうちに今年の初夏の庭を記録しておきたいと思います。
ナツツバキ
夏椿 ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木
学名:Stewartia psedocanellia
別名:シャラノキ(沙羅樹)
分布:宮城県・福島県・新潟県以西の本州、四国、九州、朝鮮半島
これは40年ほど前に愛知の庭に植え、転居後に当地へ移植した樹です。
今年は6月4日初開花。
気品のある美しい花、ナツツバキの命名はぴったりだと思います。
花の直径約5cm。葉は光沢が無く倒卵形で互性。
花弁の縁に細かいひだのような皺と切れ込みがあります。
この花については既に2017年の「夕菅の庭」にも記載しました。
次々と開花するも、はかない1日花、夜の間に落花してしまいます。
まだ傷んでいないのもあり、夕方までこのまま鑑賞しています(これで1日分)。
つくば植物園では毎年クレマチス園が公開されます(今年は4月29日〜6月4日)。
4年前、植物園の特設売り場で販売されていた苗を購入、斑入りマサキに登らせました。
名札が不明ですが、ジャックマニー系かと思います。
クレマチス アラベラ
半蔓性 インテグリフォリア系(半蔓性)
こちらは3年前購入しました。
両隣のトキワマンサクに負けて大きくなりませんが、塀の隙間から下垂してかわいい花を見せてくれます。
セイヨウシャクナゲ
ピンクの侘助の下に植えた白のセイヨウシャクナゲ(マダムマッソン)は丈夫でクリスマスローズに責められながらもよく咲いてくれます。
セアノサス
寒波で消えたと思っていた東庭のセアノサスが再生、優しい花を見せてくれました。
こちらは白侘助の下、つくばいの後ろの日陰で開花しました。
コアジサイの花には装飾花がなく、全て両性花です。
追加:「奥多摩コアジサイ」の存在を知りませんでした。来年再検討します(2023.6.28.)。
ヤマアジサイ「瀬戸の月」
北側の狭い植え込みに彩りを添えてくれています。
ホタルブクロ
東庭に意気込んで造ったレイズドベッド(床上げ花壇)は樹木に占拠され、草花の植栽は厳しくなってしまいました。そんな中、自生してきたホタルブクロ。
花の色も純白でありがたい存在です。
チョウジソウ
南庭の塀の影はアナベルやシデコブシの成長著しく、初めに植えてあったチョウジソウには気の毒な環境になってしまいましたが、今年も開花してくれました。
北の通路で無事今年も開花してくれたフタリシズカ。
老夫婦の象徴でもあります。
西隣の新築のお宅には幼い女の子が二人。塀の隙間からかわいい花を覗いてくれます。
大型プランターと通路のコンクリートの間のわずかな隙間から芽生えたツキミソウが毎夜花を咲かせてくれます。
ここがお気に入り、2年目です( 6月5日22時40分)。
南庭はますます大きくなったアナベルが主役。
ビオラが終わった後は宿根草たちが次々と開花、ナミアゲハも忙しそうです。