当地へ来て早くも3年が過ぎ、4度目の冬を迎えました。
つくば駅から3km、大通から我が家へと東に曲がると突如田園風景が広がります。
11月23日は筑波山と稲刈りを終えた田んぼ、その間に黄葉した銀杏並木が輝いていました。
今日の筑波山は?と楽しみなポイントです。
平塚通りの銀杏並木。
左の塔は国土地理院の測地観測塔。
大通りのユリノキはすでに落葉。
花が咲いた木には実が付いています。
紅葉葉楓 マンサク科フウ属の落葉高木
北アメリカ原産
つくば市の街路樹としてはトウカエデに次いで多く、約2000本植栽されています。
我が家の近くでは最も多く見られる木で、秋から初冬の紅葉は壮観です。
紅葉が一斉ではなく、早い遅いがあったり、色も紅・黄・紫と混じり合うのが妙です。
紅〜黄色。
黄〜紅〜紫。
もう今年の紅葉は終盤です。どっさり降り積もった落ち葉。
市の清掃車も来ますが、付近の住人の方は落ち葉掃きが大変です。
こうして街路樹を楽しめる街に住めたことをいつも感謝しています。
葉の大きさも大小様々でモミジのように5〜7裂、幅7〜25cm。
落ち葉はしっとりした優しい色になっていました。
たくさん実ができている木もあります。
イガイガの実がたくさん落ちていました。
直径3〜4cmの集合果。トゲトゲで触れると痛い。
フウ
楓 マンサク科フウ属の落葉高木
台湾原産。江戸時代中期に渡来。
日本のフウ属はフウとモミジバフウの二種のみですから、ここに植物園正門のフウについても併記しておこうと思います。
2021.12.9. 見上げるような大木です。
クリのような実がいっぱい(2019年12月8日)。
葉には8〜10cmの葉柄があり、葉身は3裂。
葉は殆ど黄色、時に赤色が混じります。幅 7〜15cm。
果実は直径約3cmのクリのいがのような球形集合果。
落ちていた昨年と今年の果実を並べて撮影しました。
モミジバフウに比べると一回り小さく華奢な感じです。
残念ながらフウもモミジバフウもまだ花を見たことがありません。
雌雄別々の頭状花序だそうです。
高所の葉陰で見え難く撮影もしにくいでしょうが、また春を待ちたいと思います。
近況:
2週間前から平日の午前中約2時間、コーギーの仔犬を預かっています。
長いリードをつけて芝生の庭とベランダで半ばフリーに遊ばせます。
でも穴を掘ったり、落ち葉を食べたり、リードが木に巻き付いたりして目が離せません。
とはいえ、思いもしなかった犬と暮らす老後、ありがたいことです。
お蔭で庭の手入れは捗りましたが、ブログの更新は遅れました。