今年11月から12月に撮ったつくば植物園の植物を記録します。
師走も例年になく暖かく穏やかで、つくば植物園を気楽に散歩することができました。
フウ
楓(フウ) マンサク科フウ属の落葉大木
学名:Liquidambar formosana
原産:台湾(江戸時代中期に渡来)
先ずは正門南側のフウの大木。きれいな黄葉が見られました(2023.11.29.)。
今年はフウの実も豊作です。
フウの葉や実については2021.12.10.「4年目の師走」に記録してあります。
この色をどう表現していいのやら、橙色に近い黄葉で迫力があります。
セコイアと交互に植えられていますからコントラストが美しい(2023.12. 6.)。
「生きている化石」と言われるようになったのは1946年以後のことです。
まだ11月2日には黄緑色だったメタセコイア。
11月8日 まだ緑色の葉は対生、先の方に雄花の蕾が房状に下垂していました。
プロムナードにはメタセコイアとセコイアが交互に並んで聳えています。
11月29日、紅葉したメタセコイヤ。
雄花の蕾はまだ緑色が残っていました。
2月〜3月に雄花は開花するよう、見つけるのが難しい雌花も是非見たいものです。
マルバノキ
マルバノキは私の庭にありますが、今年は紅葉がぱっとしません。
つくば植物園にマルバノキがあることを今秋初めて知り、見に行きました。
やはり今年の紅葉はこんな具合のようです。
ここは優しい色にまとまりました。
イロハモミジ
2019年わっと歓声を上げるほど美しかったイロハモミジも今年はこの辺りで精一杯でした。
でもニシキギだけはこの数年で一番良かったようです。
センブリ
2020年11月12日「秋の草花」に載せたトチノキの下のセンブリ。
その後増えているようにも見えず、気になっていました。
今年は確実に増えていました。
つくば植物園は私の最高の散歩道です。
風が穏やかな平日の午後、まずは「今週みごろの植物」をチェック、その日のエリアを決めてゆっくり1時間ほど杖を片手に歩きます。
カメラは持たず、3眼のiPhoneのみ。
車は入り口の前の駐車場に悠々と停めることができます。
(催しがある時や土日祭日は混みますから遠慮します。)